それでは、早速いきましょう。(笑)

さて、片面提示と両面提示についての話です。


まあ、聞いたことないって人は先入観なしに読んでみて下さいね。

さて、片面提示と両面提示とは・・

片面提示とは、ひたすら良いことばかり押しYESといわせる手法で、両面提示とは長所を押しながらも欠点を提示してYESといわせる手法です。

そして、この片面提示と両面提示は一般的には、両面提示の方が説得力があると言われています。

片面提示は、知力の低い人向けで両面提示は知力の高い人向けだと言われているわけです。

これは、第二次世界大戦中に、アメリカ陸軍情報教育部で実験されて実証されているとも言われています。

しかし・・・

本当にそうなのでしょうか?

単純に両面提示で欠点を露呈しては、片面提示より遥かに効果の劣るセールスレターが出来上がります。

両面提示が良いと言われて、両面提示を利用したサイトをよく見ますが、かえって逆効果なものもあるわけです。

本来、提示する欠点で一番理想的なものは、

「一般的・客観的には欠点だと思われる事柄でも、一部のターゲットには魅力的に映る欠点」

がベストです。

例えば、車好きに言わせれば、一般的には欠点だと言われる

「荷室が狭い、シートの数が少ない、燃費が悪い、エンジン音がする」

が大きな魅力になったりするのです。

それどころか、一般的に利点だと思われる

「ゆったりできる、低燃費、乗り心地が良い」

がデメリットと受け取られるかもしれません。

このように、あなたがビジネスをしようとしているターゲットを見極めてないと、両面提示は恐ろしい結果をもたらします。

一方、片面提示は良いことばかり提示し続けるので、知力の低い人には効果的で、知力の高い人には効果が低いと言われています。

確かに、馬鹿みたいにメリットゴリ押しでは結果は出ません。当たり前ですが、信用されにくいです。

こいつ怪し〜ぞ、となるわけです。

でも、使い方によっては片面提示は大きな信頼を与えることもできるのです。

「この商品は、こんなメリットや、こんな良いことが・・・。なぜなら・・・」

この「なぜなら・・・」で、如何に相手を納得する“理由”を植えるけることができるか。

この“理由付け”をしっかりと行うことで、強力なブランディングをすることも可能となります。

ルイ・ビトンは言いませんよね。「この用品はとても良い品質の素材を使っていますが、高いのが玉に瑕なんです・・」

なんて。

高くて当たり前、安いのがほしい人は他の買ってください、なぜならルイ・ビトンは歴史ある・・・って言ってますよね。

つまり、結果としては片面提示で理由をしっかり述べた方が安全に結果が出せます。

両面提示は市場のリサーチを徹底し、ターゲッティングをかなり具体化しないことには諸刃の剣となってしまいます。


参考に紹介しますと、両面提示を利用して大きく伸びてきたビジネスもあります。

アウトレット販売ですね。

「定価50,000円がなんと12,000円!でも、昨年のモデルで、ここに傷が・・・」

となるわけです。消費者としては安いわけを提示されるからこそ安心して買うことができる。

メリットとデメリットの天秤が、大きくメリットに傾くわけです。一般消費者にとっては。

でも、セレブといわれる人達には通用しません。昨年モデル?傷?あ〜ダメダメ、となります。

つまり天秤がデメリットに大きくふれてしまうのです。アウトレットは圧倒的多数を占める庶民に向けてターゲッティングされているわけです。


この片面提示と両面提示、非常にシンプルな局面でも大きく結果を左右することがありますので、ぜひ意識して活用することをオススメします。

もちろん携帯アフィリエイトにおいても、使い方によっては非常に効果が振れますから・・・


[ネットビジネス速報]


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