身近な「日用品」にひそむ危険!

繰り返しになりますが、私たちがいつも使っているもので、化学物質が入っていないものを探すのはとても難しいことです。

たとえば、携帯電話や電子レンジ。どちらも生活必需品といえるほど、私たちの生活に密着したものですが、電磁波の影響を無視することはできません。
とはいえ、携帯電話であれば、イヤホンマイクを使うことで電磁波の影響を軽減することができますし、極端なことをいえば、電子レンジを使わなくても料理はできます。

 要するに、付き合いが大切なのです。
付き合い方を工夫することで、有害化学物質から身を守ることはできます。
そのためにも、化学物質、とくに有害化学物質に関する正しい知識を得る必要があります。

"味が分からない若者"急増の原因は「歯磨き剤」

 口の中は角質層がなく粘膜でできていますので、バリア機能がないぶん、化学物質が吸収されやすいところです。
 歯磨き剤には、たくさんの有害化学物質が含まれています。
なかでもラウリル硫酸ナトリウムは、発泡剤として使用している合成界面活性剤で、口の中の細胞膜を破壊してしまいます。

 また、味を感じる細胞であるミライ細胞までも破壊するため、味覚異常をきたすことさえあります。
 最近、ラーメン店などで味を濃いめにしてもらう若者が増えていますが、恐らく歯磨き剤が原因ではないかと思われます。
 しかし、濃い味付けが日常化すると、高血圧症、高脂血症、心筋梗塞などの生活習慣病にもつながります。

さらに、歯磨き剤には着色料、人工甘味料などが使用されているので、危険性はますます高くなります。
食後にかならず歯を磨く習慣がある人がいますが、すぐにでも危険性のない歯磨き剤を使うことをお勧めします。

 もっとも、歯を磨くときは歯磨き剤を使わず、ブラッシングだけで十分なのです。
それでも物足りないのであれば、自然塩をつけて磨くのもいいでしょう。


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