●それでも使いますか？フケ・かゆみ止めシャンプー

　シャンプーは、台所洗剤より合成化学物質を多く含んでいるのをご存じでしょうか。
　そのなかには有害性のものが入っているだけでなく、有害物質の侵入を助けるプロピレングリコールなどがかならずといっていいほど入っているので、危険性はますます高くなります。

　シャンプーの合成界面活性剤には、ラウリル硫酸ナトリウムやラウリルエーテル硫酸塩が使用されています。
　何度もいっているように、頭皮は角質層が薄くなっていますので、シャンプー・リンスの使用頻度を考えると有害化学物質を吸収しやすいところといえます。
　また、30年以上も前から、頭皮のフケ・かゆみをなくすために「ジンクピリチオン」を配合したシャンプーが出回っています。

　成分表気には「ＺＰＴ」あるいは「Ｍ−Ｚｐｔ」と書いてあります。

　たしかにこのシャンプーを使うとフケ・かゆみがウソのようになくなります。
フケ・かゆみが出るのは、頭皮にいる常在菌などが原因だという考えによるものですが、常在菌というのは皮膚にとってはなくてはならない存在です。
その菌をジンクピリチオンで根こそぎなくしてしまったら、頭皮はまさに荒れた砂漠状態になってしまいます。

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