福本作品名言
〜銀と金〜
夢を見ろ…!人が生きるって事は、夢を見ることだぜ。
それを見なくなったら死人だ…(平井銀二)
地獄を見つめて生きるより、希望を追って死にたい――
そう望む… それが人間の末期…!(蔵前仁)
薄いんだよ あんたら……悪党どもっていうのは濃いぜ…!誰もが一度や二度 死線を越えている それに比べりゃ あんたら生き方がぬるい スカスカだっ…!すけちまってるよっ……!(森田鉄雄)
欲の世界を突っ切った先に世界がある……鬼がいるのか……ひょっとすると仏にでも遭えるのか?いや……案外そこに座っているのもやはり人かもしれない…!(森田鉄雄)
歯をくいしばれよ西条……あんたもオレも もう普通の人生は無理 平凡な一市民としては生きられない 今夜その境界線を越えちまったんだ……(森田鉄雄)
もう市民じゃねえ オレたちは悪党……その市民を食らう立場……
そんな悪党がびびってどうする…?面子を捨ててどうする…?(森田鉄雄)
おまえの傲慢さは弱点でもあるが同時に強力な武器でもあったんだぜ
その人をなめきった態度オレは嫌いじゃなかった…(森田鉄雄)
勝つことが大事だ 勝ちが拾える状況になったら迷わず拾えよ森田…
それがこの世界で長生きするコツだ(安田)
やばい橋は渡っているフリだけでいいんだ 本当に渡ってどうする…?シャレにもならねえ(安田)
オレが牙……おまえの強運が翼……二人でこの国の牙城を撃つ……!(平井銀二)
俺は逆に森田のそういうとこを買ってんだ その損得をこえた動きってのは俺たち玄人にはかえって読みにくい(平井銀二)
その損得をこえた感性みたいなものが……ギャンブルを打つ者にとって一番 大切なセンス(平井銀二)
真剣は柄で斬れという 素人同士が刀で切り合いをすると みな腰がひけて刃が人間に届かないそうだ(蔵前仁)
柄で斬る つまり踏み込むということだ……!真剣勝負とはそういうもの(蔵前仁)
目をさましな おまえは今ギャンブルに酔っている 酔っぱらったボクサーが試合に勝てるわけがねえ(平井銀二)
生きようとする人間がやり通せる戦略じゃねえ「死人」のいく道だぜ(平井銀二)
どうせ つぶされるならオレは攻めて死ぬ…!さぁ…行こう…!死地へ…血路を開く……!(森田鉄雄)
勝ってはじめて野望の幕が開く 未来の扉が開く…!(平井銀二)
人生には99%でも99%でも足りない100%・・・・・・100%勝たなきゃいけない時がある・・・!
「この世が戦場なら 金は実弾!」
裏金積もうなんて人間の行き先は・・・・・
奪われる・・・・絞られる・・・・・殺される・・・・
確立なんてクソくらえだ
あんなもの勝負の場じゃたいていずれた能書きなのさ 確立どうりにやって勝てるのなら誰も苦労はしない 勝つということはそういうことじゃない 勝つということは相手の心臓をつかむこと つかんだらしぼることそして……つぶすこと……
他人を信じられない人間は
とどのつまり自分も信じられない
信じることが出来ない…!
「わいなんか…金持たにゃあサルやけんの
当たり前のことや…!しかし持っているうちは人として扱ってくれる…」
「正しさをふりかざす奴は…
それはただおどれの都合を声高に主張しとるだけや」
「人は能書きでは動きません利で動く」
彼は出会った者の財産・未来・良心を喰い散らかす
この世でもっとも性悪な魔物…
ギャンブル…!
「籠絡の決め手は、彼らがこう理解してほしいという『思い』のとおりに
彼らを理解してやることだ」
「いずれが勝ってもその差はわずか…
こんなところまでは人智は届かない
これはもう…ほとんど運命・宿命の世界
勝負を支配している何者かの気まぐれ…」
善悪や道徳は無能な人間の最後のよりどころ
「気がつくと深い谷の前に立っている自分がいて
その谷を飛び越えようとしているんだけど
でも周りは漆黒の闇でまるで見えない
かんじんのどれだけ跳べばその谷を越えられるかがわからない
しかし超えたい
超えなきゃいけないと感じている
この時の次の一歩がギャンブル
そのイメージの中では感じている…
この谷を跳べるかどうかは…
もう俺の力の及ぶところじゃないと…
それは谷が決めること
俺にできることはただ地を蹴り宙に身を投げること
跳べるか跳べないかさえもう問題じゃない…
ただその跳ぼうとする行為
それがギャンブル…」
「なぜ奴らがハッキリした言い方をしないのかというと自分へのごまかし…要するに自ら悪徳の決断はしたくないって事 イヤな決断は…例えばこのオレのような悪党に委ねてくるのさ」
「必勝法っていうのはつまり詐欺なんだ…」
まわりは殺したい連中ばかりだよ……殺した方がいいダニども……でも殺すな……!殺す人間の……世界は広がらない……必ず閉じていく……!「オレは…涅槃を抱いてここにいる…あんたが抱いているのは自分の保身だけだそれも獣の保身じゃなく、通常レベルの保身…ハナから敵じゃない…!ままごとだ…!命とりだよ…そんな根性 戦場じゃ…!」
遅く決める者はただそれだけで道を誤るものだ・・・・・・大成はない・・・・・・!
最後の一線は……心に狂気を宿して初めて超えられる…!
「運命に『もし』はありません…
そういう賢明な選択をしたあとで
もう一方の破天荒な道はどうだったか…と覗く行為
これはいわば『運命』に対する冒涜でね」
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