「育児放棄し殺してしまった」
逮捕の母親 大阪2児変死


鬼畜下村早苗 動画あり!!


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大阪市西区南堀江1丁目のマンションの一室で30日未明、幼い女児と男児の遺体が見つかった事件で、府警は同日午後、この部屋に住んでいた風俗店員下村早苗容疑者(23)を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。府警は西署に捜査本部を設置し、殺人や保護責任者遺棄致死容疑の適用を視野に捜査している。

捜査1課によると、亡くなったのは下村容疑者の長女の羽木(はぎ)桜子ちゃん(3)と、長男の羽木楓(かえで)ちゃん(1)。下村容疑者は2人の遺体を部屋に放置した疑いが持たれている。府警の調べに対し、下村容疑者は6月下旬ごろ、2人を残したままマンションを出たと供述し、「ご飯も水も与えなければ生きていくことはできないとわかっていた。私自身が育児放棄したことによって殺してしまった」と話しているという。

遺体は腐敗や白骨化しており、一部ミイラ化していた。司法解剖の結果、死因は不詳で、死後1〜2カ月たっていた。胃や腸に食料は残っておらず、府警は少なくとも数日間は何も食べておらず、餓死の可能性もあるとみている。骨折や皮下出血など外傷はなかった。遺体発見時、2人は部屋の中央付近に裸で仰向けに倒れ、布団などは敷かれていなかった。

府警に対する供述によると、下村容疑者は風俗店に勤め始めた今年1月ごろ、店が借りているこの部屋に住み始めた。そのころから2人に食事を与えたり、風呂に入れたりするのが嫌になり、「子どもなんていなければいいのに」と思うようになった。6月下旬ごろ、2人を残してマンションを出た後、友人宅を転々とした。今月29日午後6時ごろいったん部屋に戻り、2人が亡くなっているのを見つけたが、そのまま部屋を出たという。

その後、住民から異臭の苦情があり、風俗店の従業員が下村容疑者に電話したところ、同容疑者は「大変なことをした。中で子どもが死んでいる」と話した。従業員はマンションで同容疑者と待ち合わせたが、姿を見せなかった。さらに30日午後、大阪市浪速区のコンビニエンス店前で待ち合わせ、同容疑者が現れたところで府警が身柄を確保した。

捜査関係者によると、下村容疑者は三重県四日市市出身で、2006年12月に元夫と結婚し、大阪に来た。その後離婚し、下村容疑者が子ども2人を引き取ったという。

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2幼児死体遺棄
冷蔵庫に飲み物すらなく
飢えて死亡か


府警によると、司法解剖の結果、桜子ちゃんは身長93センチ、楓ちゃんは身長78センチ。遺体は腐敗が進み、一部は白骨化。栄養も不足している状態だった。部屋の冷蔵庫には飲み物すら入っていなかった。2人の胃と腸に内容物はなく、府警は、何日間も食べ物に飢えて死亡したとみている。

ベランダや室内には、スナック菓子やハンバーガーの袋、おむつが散乱していた。子どもにファストフードやお菓子ばかり与えていたとみられる。近くのピザチェーン店の男性店員によると、今年2月、下村容疑者宅にピザ1枚と5個入りのチキンナゲット二つ、オレンジジュース1本を2回、宅配したという。

しかし、間もなく、下村容疑者はお菓子すら与えなくなった。「子どもなんかいなければいい」。育児を面倒だと思う気持ちが強くなったのか。最後は食料も水もない部屋に、2人を置き去りにした。

警察が遺体を発見する数時間前の今月29日夕、下村容疑者は約1カ月ぶりに部屋に戻った。その時の様子を、府警に「子どもの体は茶色に変色して腐っていた」と淡々と話しているという。




母親が育児放棄…
2児の遺体マンションで発見


大阪市西区南堀江のワンルームマンションの一室で30日未明、「3階の部屋から異臭がする」と、この部屋住む女性の同僚男性(30)から110番通報があり、駆け付けた警察官が部屋で女児と男児の2遺体を発見した。大阪府警捜査1課と西署は同日午後、母親で住所不定、風俗店従業員下村早苗容疑者(23)を死体遺棄の容疑で逮捕。育児放棄(ネグレスト)とみて調べている。

逮捕容疑は、6月下旬ごろ、大阪市西区南堀江1丁目のマンションの部屋で、長女桜子ちゃん(3)と長男楓ちゃん(1)が死亡しているのに気付いていながら、遺体を放置し遺棄した疑い。

「去年離婚し(現場の)部屋に住み始めた1月ごろから、ごはんをあげたり、お風呂に入れたりするのが嫌になった。子供なんていなければよかったと思うようになった」と育児放棄を認めるような供述を始めた。

管理人が29日、部屋から異臭がするのを不審に思い下村容疑者の勤務先に連絡。30日未明に訪れた同僚男性も異臭を感じ110番、西署員らがベランダから部屋に入った。2人は裸で発見され、約8畳の部屋の中央の床に、寄り添うようにあおむけに倒れていた。

玄関は鍵が掛かり窓も閉め切られ、部屋やベランダには、おむつや菓子袋、カップラーメンの容器などが捨てられ、ごみ箱状態。冷蔵庫の中は空だった。部屋は下村容疑者の勤務先の寮として使われていた。

司法解剖の結果、2人は6月ごろに死亡し、その直前数日間は食事をしていなかったことが分かった。死因は不明。

下村容疑者は6月下旬ごろに部屋を出た後、友人宅を転々とするなどして生活。風俗店に出勤したのは今月24日が最後で、同僚男性の電話に出た下村容疑者は「部屋の中で子供が死んでいるかも」などと話した。30日午後に大阪市内のコンビニ店に姿を見せ、身柄を確保された。

下村容疑者がことし1月、風俗店で勤務しながら家族3人で住み始めてすぐのころ。昼夜問わずに泣く子供の声が周囲に響き、部屋のインターホンの受話器が外れていたのか、未明の廊下に、インターホンから「ママー、ママー」と叫ぶ子供の声が漏れることもあった。

ある住人は「尋常ではなく、複数の赤ちゃんが泣き叫んでいる感じ。目が覚めることが何度もあった」。実際に住んでいたのは赤ちゃんではなく、3歳児と1歳児だった。

≪「子ども相談センター」名前分からず…≫事件のあったマンション住人が3〜5月にかけ虐待ホットラインに3回通報し、児童相談所の大阪市子ども相談センター(大阪市中央区)が同時期に5回訪問したが室内の状況はつかめなかった。08年施行の改正児童虐待防止法で強制立ち入りが可能となったが、強制立ち入りは出頭要求に2回応じなかった場合などに、児童相談所が裁判所に許可状請求して行う。出頭要求には保護者や子供の名前が必要だが、今回は分からず強制立ち入りできなかった。

厚労省担当者は「名前が分からないと難しい。あまりないケースだ」と困惑。マンションを訪問した同センター職員は「物音も子供の泣き声もなかった」と話した。




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