太陽の子（白銀楼物語第１部）

あらすじ

かんざし

【あらすじ】

時は2084年――現代に蘇った吉原、東京玉東(ぎょくとう)の隅にひっそり佇む河岸見世(かしみせ)を、ひとりの青年――若本秋二が訪れていた。彼は最愛のひとを迎えにきたのだった。

時を遡ること10年――玉東の一角に門を構える男専門の大見世、白銀楼(はくぎんろう)に沈められた秋二がついた傾城(けいせい)は見世の筆頭稼ぎ手、菊野太夫だった。類まれなる美貌と才知を兼ね備えたその男――天野信はその庇護のもとに秋二を置き、あらゆる手を尽くして彼を守る。秋二が恋に落ちるのにそう時間はかからなかった。
秋二は信との苦しくも幸福な日々を、その想いを伝えられずに過ごす。そんなふうに過ごしていた彼にある日転機が訪れる。そのとき信が下した決断は……。無償の愛の物語。（初稿2017.9　章数変更2019.8）

【注意事項】

ＳＭ描写、暴力表現、道具使用、心理的虐待表現、攻めリバ（メインカプのリバはありません）（愛はあります）　各話冒頭に警告表記をしておりますのでお読みになったうえでご覧ください。　全編通して18歳未満の方は閲覧不可です。

【キーワード】

遊郭/大見世/近未来/男花魁/花魁同士の恋/美形紳士攻めｘ年下ワンコ受け/鬼畜攻めｘ男前受け/年の差/過去の因縁/10年越しの恋　etc...

【CP】

カップリングはこちら。ネタバレしてます。

【もくじ】

◇第１章：訪問者

第1話　再会1　第2話　再会2　第3話　涙　第4話　地獄　第5話　過去1　第6話　過去2

◆第２章：初恋

第1話　再訪　第2話　こっち側　第3話　深夜の茶会　第4話　賭け　第5話　覚悟　第6話　水揚げ

◇第３章：愛が、溢れてゆく